■「ePARA」カプコンと連携し開発にも協力
所属するのは、障害のある人がeスポーツ関連のイベント企画や運営を行う会社「ePARA(イーパラ)」。社員の半数以上が障害当事者で、代表の加藤大貴氏は『超福祉 障害者と稼ぐ』を執筆し、障害者の個性と能力を生かす活動を続けている。
NAOYAさんは、エンジニアからナレーター活動を経て、2021年にePARAへ入社した。現在の年収はフリー時代のおよそ3.5倍になったという。「ナレーションも映像が見えない中でできることが限られていたが、技術と人の手を借りながらやり切れた。すごく道が開けている感覚だ」と振り返る。
加藤氏はePARAの社員について、「筋ジストロフィーで自分でコントローラーを持てないけれど、あごで『ストリートファイター』をプレイして、ラスベガスの大会『EVO』で5800人中200番台に入って帰ってきた選手もいる」と紹介。
NAOYAさんも「僕が歯が立たないくらい強い」と、その実力を評価した。続けて加藤氏は「車椅子ユーザー、精神障害の方など、いろんな障害のある方がゲームだけでなく、自分の個性を輝かせる働き方を一緒に考えて作っている」と語った。
また、NAOYAさんを例に出し、「ゲームも作る。『AIを使って、音だけで楽しめるゲームを作ったから遊んで』と持ってきた。テクノロジーを使って、昔はできなかったことがどんどんできるようになっている」と明かす。
加藤氏は、カプコンとともに、『ストリートファイター6』のサウンドアクセシビリティの開発にも協力している。「全盲だからこそ気づくことを、自信を持って企業に価値提供できる。彼らが持っているものをどう社会的価値に変えるかをテーマに拡大していきたい」。
(『ABEMA Prime』より)
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