イスラエル総選挙は日本時間28日の午前5時に投票が締め切られ、開票作業が進められている。中東情勢を占ううえで注目される今回の選挙の焦点は、現職のネタニヤフ首相が連立政権を維持できるかどうかだ。エルサレムから、ANNカイロ支局の松本拓也記者が伝えた。
松本記者は「今回の投票率は77.7%で、過去20年の中で最大の数値。それだけ国民の関心が高かった」と報告。そして、当初苦戦が伝えられていたネタニヤフ首相率いるリクードは出口調査で第1党を維持する見込みだが、与党として「世論調査の結果では野党と同じ51議席にとどまるのではないかと予想が出ている。全体120議席のうち与党も野党も過半数に達しない見込みだ」と伝えた。
イスラエルの選挙制度について、松本記者は「国全体が一つの選挙区で、有権者は個人ではなく政党に投票する」と説明。今回は約40党が登録しており、「単独政党が過半数を取ったことはイスラエルの歴史上一度もない」とし、連立交渉を経て政権運営に至るのが一般的だと述べた。
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