28日に行われた衆議院財務金融委員会・農林水産委員会の連合審査会で、民主改革の会の野間健議員が武部新農林水産大臣の選挙運動や政治資金をめぐる相次ぐ疑惑を厳しく追及した。
【映像】「2回払った?」ジェスチャーで追及の瞬間(実際の様子)
2024年衆院選で「無償の車上運動員」として届け出ていたカメラマンに約86万円を支払っていた公職選挙法違反(運動員買収)の疑いに加え、同日の『週刊文春電子版』で報じられた過去の衆院選における収支報告書の「二重計上」疑惑が新たに浮上。野間氏は「非常にちょっと奇異な感じが否めない」「非常に不可思議」と強い言葉を投げかけ、徹底した事実解明を迫った。
■「有償依頼はこの選挙限り」カメラマン問題に「非常にちょっと奇異な感じ」
野間氏はまず、前日の農林水産委員会に引き続き、2024年10月の衆院選で車上運動員として無償登録されていたカメラマンへの支出について切り込んだ。武部氏の事務所から選挙後、写真や動画の撮影代として86万8738円が振り込まれていた問題だ。
武部大臣は前日、誤った振込依頼書を添付したとして選挙管理委員会に訂正を依頼したと釈明していたが、この日の答弁でも「自由民主党支部の選挙記録用の素材として撮影を依頼した。主体的あるいは裁量的な選挙運動の企画立案に関わってはいない」と主張。野間氏から「カメラマンが自由勝手に撮って『記録用です』と渡したということか」と問われると「おっしゃる通り」と応じた。
さらに野間氏は、「秘書やスタッフが無償で記録を取っているのではないかと普通思う。ずっと有償で記録を取ってきたのか」と疑問を呈した。これに対し武部大臣が「有償でカメラを撮っていただいたのはこの選挙限り」と、この衆院選だけの異例の対応だったと認めたため、野間氏は「非常にちょっと奇異な感じが否めない」と違和感を口にした。
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