■個人の努力だけでは限界?社会学者が指摘するシステムの巧妙さ
高齢の親を持つ藤田氏は、この実態に「私も高齢の親を見ているので、他人事とは思えない」と共感を示す。さらに「7〜8時間もスマホを見ていたらそっちの方が体に悪いんじゃないかと思うが、それでもサプリを買って『自分は健康なんだ』と言っちゃうような親の状態はなかなか悩ましい」と語った。
さらに、高齢者がこれほどまでにYouTubeに魅了される背景について「テレビ以上に個人に合わせて動画を見ることができ、内容もどちらかというと感情を刺激するようなものが多いので、本人がいくら合理的に考えようと思っても、釣られちゃう側面はある」と分析。
そうした脳内でドーパミンが分泌されるような刺激や面白さを止めることの難しさにも触れ「それができないように心理学のいろいろな知見などを使って配信されていると思うので、個人の努力でできるところにもちょっと限界があるのでは」との見方を示した。
(『わたしとニュース』より)
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