「置いておけば風化すると?」厳しい追及に同志社・八田理事長陳謝 辺野古事故7カ月、初の会見で「教育の中立性に問題」認める

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■「置いておけば風化すると?」会見の遅れを追及

 さらに記者は、3月17日以降一度も会見が開かれず、八田理事長自身が説明を行ってこなかった姿勢を取り上げた。「国や京都府から指摘があった都度、理事長として発言する機会があったにもかかわらず1度も出てきていない。メールで問い合わせても『学校法人として対応しているから理事長個人としては答えない』としていた。なぜその対応をとったのか」と質問した。

 八田理事長は「特別調査委員会の報告書と教育の中立性、あるいは適切性に関する報告書をいただいた後に会見する方針だったが、人選やどういう内容で検討をお願いするか、法人内の議論に時間がかかった。本当に7カ月、事故発生から時間が経過した後記者会見をするということ、時間がかかったことについてはお詫びを申し上げたい」と釈明。しかし記者は納得せず、「なぜ会見しなかったのか? 7月末の調査報告書の時点で既に遅い。会見とかせずに置いておけば、風化するんじゃないかと考えたんじゃないですか」と語気を強めて迫った。

 八田理事長は風化を狙ったとの見方を否定し、「原因や再発防止策、危機管理マニュアルをどうすべきか、準備がまとまった段階で会見をさせていただくということで、議論や作業に7カ月かかってしまった。遅くなったことに関しては、改めまして本当にお詫びを申し上げたい」と陳謝した。

 記者がさらに「理事の誰か1人でも『早く会見した方がいい』とか『分かっている限りのことを出そう』という話は全く出なかったのか」と組織内の対応を問い詰めると、八田理事長は「評議員会や理事会でも『どのような話し合いになっているのか』という質問は出たが、法人内で議論や検討をしているとお答えしていた。本当に遅くなり申し訳ありません」と述べ、法人内部で説明を先送りし続けていた実態を明らかにした。

■ 八田理事長は辞任へ、前校長は解任

 今回の事態を受け、八田理事長は法人のガバナンス不全の責任を取り、検討委員会の検証結果を受けて改善計画の着手に見通しが立った段階で理事長職を辞任する意向を表明した。一方、教学を統括する総長職および理事には留任する予定としている。また、同校の西田前校長については、7月に海上保安庁の捜査が始まり、学校が家宅捜索を受けるなど学校運営への影響を考慮し、理事会で解任を決議したと報告した。

 法人をめぐっては、京都府からも助成金の減額処分が下されるなど、学校運営のガバナンス立て直しに向けた課題は山積している。

(ABEMA NEWS)

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