■共和党が敗北したら?消えない火種…次期大統領選へ続く混乱
議論は、今回の選挙後を見据えた「ポスト・トランプ」の政治状況にも及んだ。もし中間選挙で民主党が下院の過半数を獲得した場合について、マット氏は「これまで議会を通さずに行ってきた関税などに抑制が働くはずだ」と予想。岡田氏は「民主党がトランプ氏を抑制してイランとの戦争が終わればガソリン代が下がると思う。しかしそれがトランプ政権の任期中に起きれば、次の選挙でバンス氏ら共和党に有利に働くのではないか」と推測した。
また、柳澤氏は次期大統領選に向けた両党の分断に強い懸念を示した。共和党の有力な後継者と目されるバンス副大統領について「最初はいろいろな人をつなぎ得る人と期待されていたが、今では極右活動家ニック・フエンテス氏を支持する若い男性たちの間で『絶対に大統領にさせない』という運動が起きている」と指摘。
その上で、「民主党が今回の中間選挙で勝った場合、反トランプという形で罰するような方向へ行ってしまうと、いつまでも両党の共通の地盤が築かれないまま戦うことになってしまう。民主党も共和党も本当に割れている状況であり、なんとか両方をつなぎ得るような人が出てこないとまずい」と警鐘を鳴らした。
(『ABEMA Prime』より)

