■高齢者がネットに熱中し、過激なコンテンツに傾倒する背景
高齢者がネットコンテンツに依存してしまう背景について、「明陵クリニック」精神科医・吉竹弘行院長は次の3つの要因を挙げる。
「スマホを使って楽しくなるとドーパミンが出る。刺激に慣れるとスピリチュアルや陰謀論などより過激なものにハマることも」
「ドーパミンは好きなものを食べたときや楽しい交流のときに出て『またやりたい』という気持ちを生む。高齢者はデジタル機器に慣れていないため若者より熱中しやすい」
「高齢になると『取り残される不安』『見捨てられる不安』が出てくるが、これは一人暮らしの高齢者に特に多い。SNSは社会とつながる道具なので、一人暮らしや孤独な高齢者ほどのめり込みやすい」
これに対し藤田氏は、「子どもだったら親がある程度言ったり、『外に出て友達と遊びなさい』と言うなどいろいろな代替手段がある。しかし相手が高齢者だと、外に出るのも身体的な理由から難しい場合もあり、つながりがどんどん希薄になっていったりして、他にすることもなかなか難しいので、余計にハマりやすいのかな」と言及。
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