■YouTube依存の母…娘が講じた対策は
フリーライターの野田春香さんは、83歳の母親がYouTube依存に陥った経験を持つ。一人暮らしをする母・秋江さん(仮名)は、高額商品の購入や怪しげなチャンネルへの“投げ銭”など、様々なトラブルに見舞われていた。母が騙されたことをきっかけに、野田さんは母のYouTubeアカウントにログインし、視聴履歴を常に確認できる状態にしていた。
そこで明らかになったのは、秋江さんが都市伝説や出どころのわからないゴシップ情報など、怪しげなチャンネルばかりを登録していた事実だった。自動的に表示されるおすすめ動画も、見てほしくないものばかりになる負のループに陥っていたという。そこで野田さんはある一手に出る。
「とんでもないチャンネルしか登録されていなかったので全部解除して、料理レシピ・園芸・音楽チャンネルなど絶対に害がないものばかり私が登録して、良い感じのレシピ動画とかが出てくるように調整したんですけど無効でした。意味なかったです」
最終的にYouTubeの視聴時間を1日3時間に制限した野田さん。これが最も効果を感じたという。
「1日7〜8時間(YouTubeを)見ていたころ、今思えば発言がおかしいことが山ほどあったし、なんか『日本滅びるってよ!』とか言ってたし、YouTubeのチャンネルの占い師だかよく分からない人が、私に実在しない家族がいるって言い出したみたいで、(母が私に)『あんたそういう家族もいるでしょ』みたいなことを言い出したり。根拠のない、私に実際に存在しない家族がいることになっていた。YouTubeの時間制限をつけてからそういうことを言わなくなったので、だいぶ時間制限は効果あるなと思いました」
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