■「とにかくメンバーが若い」民主党20~30代主役の選挙戦と戸別訪問
選挙結果を受け、大野氏は「予想以上に民主党が勝っており、みんな驚いている」と現地の様子を報告。さらに「期日前投票が6000万人を超え、投票所もかなり熱気があったので、民主党支持者の投票への意欲を感じていた。民主党がノリノリになっていて、共和党のコアな支持層が投票にほとんど行かなかったのではないかと思わざるを得ないほど票の差が開いている」と分析した。
さらに、民主党・急進左派に位置するDSA(アメリカ民主社会主義者)の地元パーティーの様子に触れ「すごい盛り上がりで、とにかくメンバーが若い。20代、30代が主役だ。日本の政治取材で見られるような高齢者の方々が必死になって万歳をしている絵とは違い、若い人たちが肩を組んで当選した地域にシールを貼って盛り上がってお酒を飲んでいた」とし、新しい力を感じたと述べた。
また、全米各地での若者の選挙運動への関わりについて、大野氏はこれまでのアメリカ政治における「巨額の費用をもらって広告を打つことで勝つ」という常識が崩れつつあると指摘する。
「若い人たちがボランティアで集って徹底的に戸別訪問を行い、有権者と直接対話する」として、実際の選挙現場では、候補者や選挙参謀が公園に若いボランティアを集め、有権者への説明方法や質問への回答方法をみっちりと指導してから行っていたという。
「このボランティアも20代、30代。彼らはお金はないけれど、徹底的に足を使って個別訪問をし、資金力の差をひっくり返した。実際、その候補者もすぐに当確を決めた」(大野氏)
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