■それでもなぜ?「想像以上に人気ない」民主党と広がる閉塞感
今回の民主党の勢いはトランプ政権への不満なのか、それとも超富裕層への不満なのか。大野氏は「アメリカに来て一番驚いたのは、民主党の人気が想像以上にないことだ。今の物価高も『バイデン政権時の経済政策が悪い』と批判する声が多く、民主党自体が高く支持されているわけではない。ただ、トランプ氏があまりにひどいという不満からこういう結果になった。そしてトランプ氏のコアな支持層は票を入れなかった」と分析。
さらに、「選挙戦期間中、トランプ氏の応援団のような報道が多いとされるFOXニュースの視聴率が下がった」として「応援団(コアな支持層)が関心を失っていて、見なくなっている。おそらく投票にも行っていないのだろう。民主党の人気というよりも、トランプ氏への不満が爆発しての結果であり、民主党がこれでノリノリでいけるかというと少し違うのではないか」との見方を示した。
また、「トランプ氏が敗北したことで今後の政治が動きにくくなり、政治の世界で閉塞感が広がる。物価高も収まらず、国民も生活が苦しくて閉塞感が広がっている。そうなると、イラン戦争やキューバなど、外部への攻撃によってその閉塞感をごまかすような空気感や匂いを感じてしまう。すごく嫌な雰囲気を感じながら生活している」と、今後の社会情勢への懸念を語った。
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