「起きろ、しっかりしろ!」不自然な場所で車両発見…なぜか「サイドレバーは90度」「天井に毛髪」27年未解決・富士市タクシー運転手強盗殺人の“謎” タクシー会社社長が語る

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数日後に防護板を設置「安全対策は万全を期していく」

 「部下を守れなかった」その思いが、三澤社長を動かした。まず導入したのは防護板。後部座席からの攻撃を軽減できるのではと、事件後数日の間に設置した。「これでも第1撃は、手が入らないから。首に手が回らなければなんとか脱出できるかな」。

 さらに、車がどこを走っているか一目で分かるようGPSを導入。ドライバーがSOSを出せば、アラームが鳴る仕組みだ。「夜10時ごろに事件が起きて、発見されたのが5時。7時間くらいタイムラグがあるから、もっと早く発見されていれば犯人逮捕に結びついたのではという気持ちもある」。

 一緒に働いたのは、わずか2カ月。その部下を失ってから、27年が経った。今でも、毎年命日とお盆には、社員を連れて献花に訪れている。「田切さんの事件を風化させないために、新しい若い人たちを連れて語り継いでいく。安全対策は万全を期していく。その誓いを胸に年2回この現場に来ている」。

 「自分が死ねば事件が風化する」それが三澤社長の原動力となっている。

 静岡県警は情報提供を呼びかけている(富士警察署 0545-51-0110)。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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