【未解決事件】犯人の服装や逃走時の目撃情報もあるのに…なぜ捕まらない?タクシー運転手強盗殺人「段々時間が足りなくなってきて…」遺族らの風化との闘い

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 そんな風化と闘う人たちもいる。殺害された赤堀さんの元同僚・佃孝幸さん(67)は「目撃で服装も分かって、こっちに歩いていたのも分かったり、そういうことがあったんで、逮捕されるのも時間の問題じゃないのかという思いもあった」と語る。佃さんは事件以降、情報提供を求めるチラシ配りや、残された遺族に電話連絡や訪問を重ねてきた。

「当初、奥さんがかなり参っていて。もう本当に反応するのも辛いぐらい。それが少しずつ少しずつ、お子さんも大きくなって、就職したり結婚したりってこともあって、お孫さんもできてってこともあって、ようやく少しずつ明るくなってこられたかな」(佃さん)

 あれから27年、チラシ配りをする同志たちもいなくなったが、それでも佃さんは事件の風化と闘い続ける。

「事件が解決しなければ、それに関わっていくのは当たり前。もっと早い時期にいろいろな人を巻き込んで、もうちょっと活発な行動ができれば、本当は良かったんでしょうけど」(佃さん)

 2009年、新潟市でタクシー運転手の阿部次男さん(当時63)が刃物で刺され殺害され、売上金などを奪われた強盗殺人事件。防犯カメラには最後に乗車したとみられる男の姿が記録されており、警察はこの男を事件に関与した重要参考人として行方を追っているが、現在も行方は判明していない。

 殺害された阿部さんの妻(85)は「頑張るにもだんだん時間が足りなくなってくると、どうなるんだろうという不安の方が…」と話した。

 1999年、静岡県・富士市でタクシー運転手の田切忠男さん(当時66)が殺害された。田切さんは車内で首などを刃物で切りつけられており、何者かが犯行に及んだとみられている。事件から27年が経過した現在も犯人は特定されておらず、警察は情報提供を呼びかけている。

 田切さんが勤めていた、シンフジハイヤー株式会社の三澤賢治代表取締役は「これから田切さんの事件を風化させないために、新しい若い人たちを連れて語り継いでいく。その誓いを胸に、年2回ここの(殺害)現場に来ている」と語った。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

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