「その日は初めて『コーヒー茶碗洗うよ』って」亡くなった田切さんとの“最後の時間” ボロボロのジャンパーは「捨てられない」妻が語る無念 27年未解決・富士市タクシー運転手強盗殺人事件

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 妻のみよ子さん、78歳。忠男さんとは17歳の時に出会ったという。「(夫は)くそ真面目で曲がったことが嫌い。困っている人がいれば助けてあげたい、そういう性格の人でした。昔の頑固な人じゃないけど、ハートを持ってた」。

 出勤の前は決まって、みよ子さんが働く喫茶店で食事をとっていたという。コーヒーが特に大好きだった。

「食事に出してあげて、30分くらい休憩して、コーヒー飲んで、話をして行ったのが最後。その日は『今日は俺がコーヒー茶碗洗うよ』って言った。初めてだよ。『今日のお母さんは疲れているみたいだから、俺が洗ってあげる』と言ってね。他のお客さんの(カップ)3つと、自分の1つを洗ってくれたのが最後。だからどういう気持ちで…本人がああいう目に遭うと思ってない」

「これだけは捨てられない」みよ子さんの“宝物”
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