日露首脳会談 北方領土問題が進展か?安倍総理、会談の手応え強調 2016/09/07 04:00 拡大する 今月2日、ロシア・ウラジオストクで開かれた日露首脳会談で安倍総理は「さまざまな分野においてゆっくりと議論を進めていきたい」と経済協力を進める姿勢をアピールした。北方領土問題の解決に向けてロシア側の譲歩を引き出す狙いだったとみられる。プーチン大統領は「今回の訪問に感謝し、歓迎している」と歓迎の姿勢を示した。夕食を含めると3時間を超える会談で、そのうち2人だけの会談はおよそ55分間行われた。この会談に先立ち、ロシア側はプーチン大統領の日本訪問を12月にする方針を発表した。このロシア側からのアプローチについて、北方領土問題に詳しい新党大地の鈴木宗男代表は「安倍総理はプーチン氏に訪日を要求しているわけだから、極めて好意的な話ではないか」と分析した。プーチン大統領の訪日は当初、一昨年の秋に予定されていたが、ウクライナ問題などで、何度も延期されていた。 続きを読む