バカ&無茶スタントでお馴染み『ジャッカス』で知られるスタントマン/ヒップホップアーティスト/司会者のスティーヴォー。常にハイテンションでバカなスタントに挑戦している世界最強の向こう見ずな男だが、最近のチャレンジでも非常に痛そ~な大ケガを負ってしまった。
「なんで入院してるかって? こないだ超すげえ世紀のスタントに挑戦したからだぜ!」と語る彼は、両足首を絶賛骨折中。木製のデカい箱の上から、スケボーに乗ったまま、猛スピードで突っ込んでくる車を避けて着地する……という危険度MAXのスタントに挑戦し、ド派手に失敗したのだ。
このスタントのアドバイザーは、スケーターの間で神と崇められているダニー・ウェイとトニー・ホークが担当。14歳の頃、自分のボードに名前を書いてたほどのヒーローだという両レジェンドに興奮しまくりのスティーヴォーの脳内にはアドレナリンが出まくっていたのだろう、いつにも増してテンションが高い。
ところが最初のトライは失敗に終わり、1月後に再挑戦することに。この時はトニーが動画を見ながら助言するも、なかなか成功しない。スタント車のフロントも折れた木片がつき破るなど、かなりボロボロの危険な状態だ。そして最後の挑戦では、着地に失敗して足首を派手にひねり、見事に両足首を骨折してしまったスティーヴォー。明らかに曲がってはいけない方向に曲がっているのが痛々しい。
病院で検査してみると、右足首を3ヶ所も骨折しており、左足かかとも骨折していた。しかし、レントゲンを見ながら「えげつないくらい、完全におシャカだぜ!」と、まったく懲りた様子がないスティーヴォーは流石である。
「2日後には手術でプレート埋め込まれて、9ヶ所にネジ入れられるらしいけど、どのみち俺はウルヴァリンばりに回復して、ツアーもそのまま続行するからスケジュールはビタイチ動かす気はないぜ。ラッキーなことに2週間のオフができたし、ツアー先で会おうぜ!」とのこと。いつ死んでもおかしくないスティーヴォーの勇姿を目に焼き付けよう。