12月29日の「RIZIN 無差別級トーナメント2回戦」で、ミルコ・クロコップとヴァンダレイ・シウバの10年ぶり3度目の対戦が決定した。
9月25日に開催された「RIZIN」で、勝利後のミルコに、リング上でシウバが対戦を要求。本来抽選で決定する組み合わせを、高田延彦統括本部長の立ち会いのもと、観客に問うというプロレス的なアングルも含みつつも半ば強引にカードが決定した。
ミルコは「同じトーナメントに出るのであれば尊敬するヴァンダレイ・シウバと対戦したい。自分もベストな状態で戦いに臨むし彼もそうしてくるだろう」一方のシウバも「最高の格闘家であるミルコと対戦したい」とお互いがトーナメントの結果以上にプライオリティを置いている。この2人の過去の対戦歴史、そして総合格闘家としてのキャリアを辿ると「ミルコvsシウバ3」は、日本の格闘ファンにとっても10年前に置き忘れて来た夢の決着戦であり、現在「RIZIN」が組むことの出来るベストカードの一つといえるだろう。