欅坂46、ナチス風衣装問題を専門家が解説 「ナチスドイツの非人道的行為を肯定していると見られても仕方ない」 2016/11/03 05:35 拡大する 人気アイドルグループ「欅坂46」がコンサートで着た衣装に対して、ナチス・ドイツの軍服に似ているとして、ユダヤ系人権団体が抗議。プロデューサーの秋元康氏が謝罪コメントを発表する事態となった。先月22日に開かれたハロウィーンイベントで、黒を基調とした帽子やマント姿で登場した欅坂46のメンバー。この直後、ネット上で、「ナチス・ドイツの軍服に似ている」と指摘する声が相次いだ。アメリカのユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は「不適切で非常に攻撃的な表現に対して、謝罪を求める」と声明を発表し、強い嫌悪感を示した。さらに「10代の若者がこのような衣装を着て踊るのを見ることは、ナチスによる大量虐殺の犠牲者たちにとって大きな苦痛だ。グループに悪気がないとしても、ナチスの犠牲者の記憶を軽んじ、ドイツだけでなく世界中の若者に間違ったメッセージを送ることになる」と指摘し、欅坂46が所属する音楽会社「ソニー・ミュージックエンタテインメント」と総合プロデューサーの秋元康さんに謝罪を求めた。 続きを読む