昨年UFCフェザー級とライト級の初の2階級制覇を達成したコナー・マクレガー、2017年前半は試合に出ないと明言、何度も浮上しているフロイド・メイウェザーとの対決も含め、その去就が常に注目されているが、「KOシーンベスト5」と題し改めて彼のボクシング技術にフォーカスしてみたいと思う。
10代からボクシングでファイターとしての頭角を現したコナー・マクレガー。24戦のMMAでの戦績21勝のうち18戦のKOは殆どがスタンドでの打ち合いからのKO勝利だ、特にUFCに参戦してからは10試合で1RでのKOが4回、2RでのKOは最新のライト級戴冠となったエディ・アルバレス戦も含め実に4回にも及ぶ。基本的にはベースとなるボクシングの上手さでここまでMMAを席巻して来たが、圧倒的な強さ以上に自分のストロングポイントを活かす技術が随所に見られるのだ。