【世界ジュニア挑戦が決まった岩本。得意技は「孤高の芸術」と、この肩固め】

ここ数年、秋山準社長率いる全日本プロレスの充実ぶりがファンから高い評価を得ている。好調の要因はいくつかあるが、その一つは若き三冠ヘビー級王者・宮原健斗がエースとして確固たるポジションを築いたこと。もう一つはインディーの選手たちの活躍だろう。

個性派、実力派がひしめいており、一概に「インディー=低レベル」とは言えないのが現在のプロレス界だ。昨年は伝統あるチャンピオン・カーニバルで大日本プロレスの関本大介が優勝。宮原vs関本の三冠戦は後楽園ホールの観客を熱狂させる大激闘になった。世界ジュニアのベルトも、昨年から佐藤光留、高尾蒼馬、石井慧介と全日本所属ではない選手が立て続けに巻いている。