4月22日(土)国立代々木競技場第二体育館大会で開催される「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~」のスーパーファイトでフェザー級王者・武尊と対戦するビクトー・サラビアの動画が公開された。
アメリカのムエタイイベント「Lion Fight」を主戦場に戦う23歳のサラビア。日本ではあまり知られていない選手だが、 ストリート・ファイトから格闘技に転じた「元ギャング」といったプロフィールが紹介されている。しかし、それはあくまで過去の話で、練習の合間に瞑想で集中力を高め、睡眠や食事管理などをストイックに行うストイックな一面も持ち合わせている。
自身の語る過去の海外でのインタビューでも過去の武勇伝よりも、ストリートで小遣い稼ぎでケンカに明け暮れていた日々からムエタイとの出会い更生、 強くなるために厳しいトレーニングと、食生活も菜食主義に変わり瞑想のトレーニングで心身ともに磨く現在の暮らしを伝えている。
アマチュアで15戦を戦った後にプロに転校し成績は5戦3勝2敗、3KOという戦績と、過去の対戦カードを見る限りでは、まだ荒削りな印象もあるが、KO狙いのアグレッシブなハードパンチャーという印象で武尊にとっても侮れない相手、リングの上ではナチュラルボーン・ファイターとしての本質をむき出しにして向かってくることも予想される。