トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 15・16回戦が16日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、15回戦で勝又健志、16回戦で瀬戸熊直樹(いずれも日本プロ麻雀連盟)がトップを取り、勝又は7位から5位に、瀬戸熊は3位から2位にそれぞれ順位を上げた。
15回戦では、起家の勝又が東1局から好スタート。2人からリーチが入った状況で追いつき、リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・ピンフで1万2000点(供託2000点)を獲得。続く東1局1本場でも、小林剛(麻将連合)からのリーチをかいくぐり、タンヤオのみながら2000点(+300点、供託1000点)を追加した。その後も加点し、最終的には4万7400点と快勝した。貴重なトップに「これでポイントがプラスマイナスゼロくらいまで来た。次からもしっかり頑張りたい」と、上位グループを見定めていた。
16回戦では、瀬戸熊が持ち前の爆発力を発揮。東1局のリーチ・ツモ・チートイツ・ドラ2の1万2000点(供託1000点)を皮切りに、親番の東4局でもリーチ・ツモ・三暗刻で1万2000点を稼ぐなど、5万8000点まで点棒を重ね、圧勝した。「落ち着いてチートイツをあがれたのがよかった。せっかく2連勝できたので、しっかり攻めたい」と気合を入れ直していた。WHITE DIVISION 15・16回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
1位 小林剛 +134.1 2位 瀬戸熊直樹 +119.7 3位 藤田晋(サイバーエージェント社長)+79.6 4位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会) +19.9 5位 勝又健志 ▲10.7 6位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会) ▲29.4 7位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会) ▲77.8 8位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟) ▲235.4
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
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