日本プロ麻雀連盟所属プロによるGIタイトル戦の1つ「第7期麻雀グランプリMAX」の決勝が3月18、19日の2日間行われ、佐々木寿人が優勝した。
2日間で半荘8回戦を行う決勝で、佐々木は1日目終了時点で1人浮きと快調だったが、一転2日目は白鳥翔に2回のトップを含む3連続プラスと猛追され、最終戦の着順次第までもつれ込む展開に。それでも最後は粘って白鳥を上回り、逃げ切った。「12年目で初めてのG1タイトルで素直にうれしいです。随所に自分らしさを見せられたのではないかな、と思います」と感慨深げだった。
各選手の最終ポイントは以下のとおり。1位 佐々木寿人(+47.3)、2位 白鳥翔(+28.0)、3位 柴田吉和(+16.9)、4位 内川幸太郎(▲93.2)。
◆麻雀グランプリMAX 日本プロ麻雀連盟で2005年度に設立されたタイトル戦。2010年度から麻雀グランプリMAXに改められた。昇段の判定に用いられているポイントをランキング化し、ランキング上位者と現タイトルホルダーや九段などの特別シード者が戦う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から