麻雀プロ団体「RMU」のトップリーグ戦「RMUリーグ」が4月2日に開幕、東京・麻雀スタジオで第1節が行われ、前年度覇者の多井隆晴が半4回をトップ2回、2着2回の連対率100%と、絶好のスタートを切った。
対局を振り返り笑顔の多井隆晴(左から3人目)
各種のタイトル戦、対局番組でも好調ぶりを見せている多井は、この日も実力を発揮。解説を務めた古久根英孝プロは辛口として知られるが「すべてのプロにこれを見て学んでほしい。素晴らしい手順」と絶賛した。それでも多井は「今日は相手の手牌がすごく読めていたんですけど、自分の中のテーマで打った部分もあったので、変な麻雀に見えたところもあったかもしれません。今日勝てたという結果はたまたまで、目先の勝ちに捕らわれず、日々進化していけたらいいなと思います」と、気を引き締めていた。
過去8期で4度優勝しているが、連覇はなし。悲願達成のためにこのまま突き進む勢いだ。第2節は6月18日の予定。各対局者の成績は以下のとおり。
1位 多井隆晴 +79.7 2位 岡澤和洋 +12.5 3位 松ヶ瀬隆弥 ▲8.3 4位 谷井茂文 ▲10.8 5位 阿部孝則 ▲73.1 ※河野高志は今節対局がなく、次節から参加
◆RMUリーグ RMUリーグ所属のトッププロ6人によるリーグ戦。年間11節、1人最大40半荘を戦い、最もポイントの高かった選手がその年のRMUリーグチャンピオンとなる。
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