
新海誠監督の「君の名は。」が韓国・中国・台湾などアジア各国で大ヒットしたり、女優・のんが主役の声を演じた「この世界の片隅に」が今夏、北米での公開が決定するなど、世界中で「ジャパニメーション」が高評価を得ている。その注目度の高さから、アニメは日本をアピールする重要なツールの一つになっている。
そんな日本が誇る世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2017」が3月23日から26日、東京ビッグサイトで開催された。今年で4回目となるこのイベントは14万人を動員し、大盛況となった。
通称「コミケ」と呼ばれるコミックマーケットはアマチュア主催の全員参加型イベントだが、AnimeJapanは企業が主催のイベントとなっている。ブースの前でポーズをとるコスプレイヤーも、企業コンパニオンとしてプロモーションのために企業側からオファーを受けている。

今回のイベントで話題になっているのが様々なコラボレーション企画だ。
「アニメ×伝統芸能」のコラボレーションでは、カフェをテーマにしたアニメ『ご注文はうさぎですか??』と江戸切子、アニメのキャラクターを透かし絵で美しく浮かび上がらせた『刀剣乱舞-花丸-』と京うちわのコラボなどが人気を呼んでいる。
さらには『ラブライブ』とのコラボバスも会場に登場。『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地が静岡県・沼津であることから伊豆箱根バスが運行するこの『ラブライブ!サンシャイン!!』のラッピングバスは2017年3月末までの運行予定だったが、ファンの要望により運行延長が決定し今春も走り続けるという。車内アナウンスは実際の声優が担当するなど、ファンにとっては「乗ったら降りたくなくなる」バスだ。
また会場内には、秋葉原ベイホテルで大好評だったコラボ「アニメ×カプセルホテル」も。カプセルの壁にはイケメンキャラクターがペイントされており、2次元イケメンと添い寝している感覚が味わえる。
実は今年は、日本にアニメが登場してから100周年を迎える記念すべき年だ。さらに盛り上がりを見せる「ジャパニメーション」から目が離せない。(AbemaNewsチャンネル/AbemaWaveサタデーナイトより)
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