トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 19・20回戦が4月3日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、19回戦は役満・国士無双をあがった内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)が大きなトップ、20回戦は勝又健志(日本プロ麻雀連盟)がトップを取った。
19回戦は序盤から波乱の展開に。起家となった内川はいきなり東1局で発・ドラ3の1万2000点(供託1000点)をあがると、東2局1本場で石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)から国士無双で3万2000点(+300点)の出上がり。最終的には7万6300点まで点棒をかき集め、総合で大差の最下位だったところから一矢報いた。役満については「様子を見ようと思ったが、ツモがきいて国士無双になってくれてよかった」と、長いリーグ戦で復調の兆しをつかんでいた。また、振り込んだ石橋は、今回のリーグ戦で2度目の国士無双への放銃となった。
20回戦は、南2局1本場まで勝又と瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)が100点差で競り合う接戦に。ここで瀬戸熊が小林剛(麻将連合)に8000点(+300点)を振り込み後退。続く南3局で勝又がリーチ・ツモ・ピンフ・ドラの5200点(+1000点)で引き離した。「(トータルポイント差が)ちょっと詰まってきた。だが、大きくやるべくことが変わるわけではない。細かいミスがあるので、しっかり修正したい」を、さらに上位への進出をうかがっていた。
WHITE DIVISION 19・20回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
1位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)+123.7 2位 小林剛(麻将連合)+99.8 3位 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)+55.0 4位 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)+49.6 5位 藤田晋(サイバーエージェント社長)+13.2 6位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲61.6 7位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)▲62.6 8位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)▲217.1
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
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