日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A2リーグが4月4日開幕し、第1節A卓で荒正義が首位に立った。
A卓(半荘4回戦)は、過去に鳳凰位経験のある荒・ともたけ雅晴、A1経験のある山田浩之に、初のA2となった客野直という顔ぶれとなったが、荒はトップ2回、2着2回の貫録勝ち。一方客野は上位者の壁に跳ね返されるA2デビューとなった。荒は「絶好のスタートが切れてよかった。麻雀を打ち込んで次節に臨みたいと思う」と、意気揚々だった。各選手のポイントは以下のとおり。
1位 荒正義+59.2 2位 山田浩之+20.2 3位 ともたけ雅春▲20.1 4位 客野直▲59.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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