ここ数年一度対戦した相手との遺恨にクローズアップしビッグマッチ化する手法がMMA界隈でも人気だ。
埋め合わせのカードだったにも関わらず余りにもお互いのリング外での舌戦が凄すぎて全米のペイパービューの売上げを更新した「コナー・マクレガー対ネイト・ディアス」、拮抗した試合の末ドローになった試合を引きずる形で実現した「タイロン・ウッドリー対スティーブン・トンプソン」戦然り。最近では「ホイス・グレイシー対マット・ヒューズ」のレジェンド・ファイトの噂まで…そんな中「ベラトール」のリングでかつて繰り広げられたクイントン・ランペイジ・ジャクソン対キング・モーは、かつての対戦をみた人たちのモヤモヤとした気持ちを晴らすという意味でも再戦が待ち望まれたカードだった。