麻雀業界で最も有名な弁護士がいる。プロ団体「最高位戦日本プロ麻雀協会」に所属する現役プロでもある津田岳宏氏(37)だ。学生のころから麻雀に親しみ、今では関連企業の顧問を務めつつプロとして対局にも参加。さらに自ら大会も開催している。「将来の夢は麻雀界のボビー・ジョーンズになることです」と語る“麻雀弁護士”に、麻雀との関わり方について聞いた。
津田氏が麻雀に触れたのは中学生のころ。友人宅にあった牌に触れたことがきっかけだった。「それ以来、麻雀をしなかった空白の期間はないですね。仲間内でも強かったので。運と実力のバランスが絶妙で、他の遊びより断トツにおもしろかった」と、当時からすっかり虜になった。