新日本プロレス春のビッグマッチ、4.9両国国技館大会を前に2015年4月5日の両国大会を振り返る。とりわけ異色なのが本大会、メインイベントで行なわれたIWGPヘビー級タイトルマッチのカードは、AJスタイルズvs飯伏幸太。
当時のIWGP王者・AJに「NEW JAPAN CUP」トーナメントで優勝した飯伏が挑戦するという構図。Jrヘビー級でトップを張ってきた飯伏がヘビー級の頂点を視野に入れたという意味でも注目を浴びる試合だった。この試合がこれまでのビッグマッチのメインと違うのは、どちらも「新日本生え抜き」ではないという点だ。