トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 23・24回戦が4月10日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、総合2位の小林剛(麻将連合)と同3位の勝又健志(日本プロ麻雀連盟)がそれぞれトップを取り、上位をキープした。
23回戦は、小林が持ち前の落ち着いた打ち回しながらしっかり加点。東2局1本場にリーチ・ツモ・ピンフ・ドラ3の1万2000点(+300点、供託1000点)でトップに躍り出ると、南1局にはリーチ・一発・ドラ4でさらに点棒を重ねた。勝敗を決めた南1局のアガリにつながる牌選択に「アガれる率が全然違った。アガリ率を上げていると、そのうちトップが取れるというのが、身をもって示せたのでは」と徹底した打ち筋を見せていた。
24回戦は、勝又が深い読みをいかして快勝した。東1局、残りの牌を慎重に予想しながら打ち進めると、リーチ・一発・ツモ・タンヤオ・ピンフ・イーペーコーの1万2000点を獲得。親番の南2局にはリーチ・南ながら、裏ドラが3枚乗る幸運にも恵まれた。「ポイント的にも次節以降も戦いやすくなった。今日は牌勢がよかった」と満足そうだった。
WHITE DIVISION 23・24回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
1位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)+207.2 2位 小林剛(麻将連合)+157.8 3位 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)+115.2 4位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)+18.4 5位 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)▲2.9 6位 藤田晋(サイバーエージェント社長)▲116.4 7位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲122.3 8位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)▲257.0
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
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