大先輩の独特な仕掛けを、真正面からぶち破った。史上最年少プロ棋士の藤井聡太四段(14)が、7人の先輩プロ棋士と対決する「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」の第六局に挑み、タイトル獲得13期、永世棋聖の称号を持つ佐藤康光九段(47)を95手で破った。序盤は角交換からダイレクト向かい飛車で進んだが、藤井四段は惑わされることなく、徐々に戦況を整え快勝。将棋ファンも想像しなかった5勝1敗の好成績で、最終戦となる羽生善治三冠(46)との一戦に臨むことになった。