羽生善治三冠(46)が、昨年10月に史上最年少14歳2カ月でプロ入り、さらにはデビュー以来13連勝という新記録を打ち立てた藤井聡太四段(14)の残した棋譜に、改めて高い評価を下した。
 東京都渋谷区の将棋会館で行われたインタビューで、AbemaTV将棋チャンネルの対局企画「藤井聡太四段 炎の七番勝負~New Generation Story~」の第1局から第6局を解説。第3局で見せた注目の一手には「このまま定跡になるのでは」と説明した。数々の強豪棋士を倒し、タイトル97期という前人未到の成績を残す羽生三冠の「羽生の目」に、藤井四段の指し手はどう映ったか。ポイントを振り返ってもらった。