トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のWHITE DIVISION 25・26回戦が4月24日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)が2戦連続でトップを取り、総合2位まで急浮上した。
25回戦の序盤は小林剛(麻将連合)にリードを許していた鈴木だったが、南1局にリーチ・一発・ツモ・ピンフ・ドラ2の1万2000点で追いつくと、続く親番の南2局でリーチ・ツモ・ドラ2の1万2000点と、わずか2局で2万4000点の荒稼ぎ。一気に突き抜けて待望のトップを取った。「安い手をアガってもアドバンテージが作れない。ぶつかった時に打点が高くないと見合わない」と攻撃的な麻雀が功を奏していた。
26回戦も鈴木は後半に勝負強さを発揮した。3着で迎えた親番の南2局3本場で、リーチ・一発・ツモ・三暗刻の1万2000点(+900点)で2人を抜きトップに。その後もこつこつ加点すると、その後は危なげなくトップを守った。気持ちよく連勝した鈴木は総合順位でも4位から2位に浮上。首位の小林が見える位置まで迫った。
WHITE DIVISION 25・26回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
1位 小林剛(麻将連合)+175.1 2位 鈴木たろう(日本プロ麻雀協会)+146.7 3位 村上淳(最高位戦日本プロ麻雀協会)+128.0 4位 勝又健志(日本プロ麻雀連盟)+90.0 5位 瀬戸熊直樹(日本プロ麻雀連盟)+0.7 6位 藤田晋(サイバーエージェント社長)▲116.4 7位 石橋伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)▲167.1 8位 内川幸太郎(日本プロ麻雀連盟)▲257.0
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。
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