日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A2リーグ第1節D卓が4月25日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、佐々木寿人がトップで初戦を終えた。
D卓(半荘4回戦)は、グランプリMAXの覇者・佐々木と元鳳凰位の望月雅継、A1経験のあるベテラン藤原隆弘、A2では唯一の女流プロ黒澤咲というメンバーで行われた。佐々木は持ち前の攻撃力を生かし2、3回戦でトップを取った。「昨年から意識している『無駄な放銃を避ける』打ち方が結果につながったかなと思う。今日はそこまでプラスにできなかったが、自分の調子がいい日に大きく勝てるようにしたい」と意気込んでいた。D卓の結果は以下のとおり。
1位佐々木寿人+23.7 2位 望月雅継+20.9 3位 黒沢咲▲13.3 4位 藤原隆弘▲31.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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