(天下一Jr.優勝のギネスとエビ中・小林歌穂)
4月26日のZERO1・後楽園ホール大会では、団体名物である『天下一Jr.』決勝が行なわれた。
リーグ戦として開催された今年、最後の闘いに勝ち進んだのは鈴木鼓太郎とショーン・ギネス。ノア、全日本で活躍し、現在はフリーで存在感を発揮している鼓太郎に対し、ギネスはZERO1マットでコツコツとキャリアを重ねてきた。その努力はレスラー仲間も認めるところ。
アイルランド人であるギネスがZERO1マットを守る立場になった決勝戦。ギネスは左目を大きく腫らしながらも粘りに粘り、最後はプリンス・デヴィットの得意技でもあるブラディ・サンデーを決めて勝利した。この日、決勝進出者決定戦では大谷晋二郎を下しているだけに、価値ある優勝だ。