日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第2節B卓が5月1日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、勝又健志が辛勝した。
B卓(半荘4回戦)は、1節でマイナスポイントだった勝又、沢崎誠、石渡正志、前田直哉の4人で争われたが、この日は1回戦から勝又が好調。3回戦までに30ポイント以上を稼いでいたが、最終4回戦に沢崎に粘られ、最終ポイントは+17.7ポイントと不完全燃焼に終わった。試合後は「いいところも悪いところも、自分らしさが出た1日だった。悪いところをきっちり修正して次節に臨みたい」と振り返っていた。各選手のポイントは以下のとおり。
1位 勝又健志+17.7 2位 沢崎誠+13.8 3位 石渡正志▲7.2 4位 前田直哉▲24.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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