最年少棋士の藤井聡太四段(14)が5月4日、第48期新人王戦で横山大樹赤旗名人(アマ)と対戦し、100手で勝利した。藤井四段のデビュー以来の連勝記録は「16」に伸びた。歴代最長の連勝記録は、神谷広志八段(56)が1987年に記録した28連勝。
 新人王戦は26歳以下、六段以下(タイトル挑戦歴なし)の若手棋士や女流、アマなどを対象とした、若手にとって登竜門とも言える棋戦。同じく中学生棋士としてデビューした羽生善治三冠(46)は1985年12月にデビューし、1988年に同タイトルを獲得している。