5月6日、舞浜アンフィシアターで開催された『巌流島』は、カード発表の時点から賛否両論が巻き起こった。MMAでも知られる中量級の菊野克紀、小見川道大がヘビー級の相手と闘う無差別級マッチが組まれたからだ。

(スネを負傷した菊野。応急処置を受けながら無念の表情)
『巌流島』は、かつてK-1を手がけた谷川貞治氏がプロデュースする新興イベント。総合格闘技に近いが寝技は15秒に制限され、リングでもケージでもなく円形の舞台を使用。相撲のように、そこから落とすことでもポイントになる。さまざまなジャンルが参加できる、公平な異種格闘技戦の場を作ることが大きなテーマだ。