日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第2節B卓が5月9日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、麓征生がトップを取り、同リーグ暫定5位に浮上した。
B卓(半荘4回戦)は、対局番組などに多数出演している佐々木寿人、白鳥翔に麓、客野直の若手が挑む対局に。1、2回戦は佐々木がリードしたが3回戦の客野がトップ。さらに4回戦には麓が7万点を超える大トップを取り、B卓を制した。「今後もプラスを積み重ねて昇級を目指したいと思います」と、A1入りに闘志を燃やしていた。B卓の結果は以下のとおり。
1位 麓征生+44.1 2位 客野直+15.8 3位 佐々木寿人▲19.5 4位 白鳥翔▲40.4
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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