6月11日の新日本プロレス・大阪城ホール大会で、棚橋弘至が内藤哲也の持つIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦する。1.4ドームで内藤に敗れている棚橋にとっては崖っぷちの王座挑戦。レスラー人生の分岐点とも言える闘いだ。
新日本プロレスの隆盛の中で、いて当たり前のように感じてしまうこともある棚橋だが、その存在はプロレス史的に見ても偉大だ。格闘技ブームの時代、一度はどん底まで落ち込んだと言われる新日本が盛り返した原動力、その一つが棚橋のファンサービスとPR活動だったのは有名な話。ツイッターやブログでも手を抜かず、必ずファンを楽しませようとする姿勢が感じられる。