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 「食レポ」の名人といえば、海鮮丼を目の前にし「海の宝石箱や~」などと多彩な表現を行うことで知られる彦摩呂である。元々アイドルだった彦摩呂は、デビュー当時は58kgだったが、これまで2万店、多い場合は1日10軒の食レポをした結果、体重は120kg超になった。現在仕事の9割は食べる仕事だという彦摩呂が、芸能界での生き残り術を次世代に伝える番組『TVじゃ教えてくれない業界裏教科書』(AbemaTV)に出演。

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 生徒役として登場したのは、“みちょぱ”ことモデルの池田美優、“可愛すぎる売り子”ことモデルでタレントのほのか、講談社「ミスiD2015」受賞者で、雑誌・CM・ドラマなどで活動中の都丸紗也華、モデル・女優・レースクイーンの青山めぐ、『全日本国民的美少女コンテスト』グラビア部門賞を獲得した籠谷(こもりや)さくらの5人だ。彦摩呂は食レポの仕事の重要性をこう語る。

「バラエティの中で数字が上がるのが、ラーメン寿司、焼肉です。グルメロケが増えると一気に仕事が増えますよ。上手になって損は一切ありません。僕は元々アイドルでしたが、情報番組で食レポをやるようになりました。色々な表現は全部自分で編み出しました。作家が作ったコメントではありません。店への入り方とかも。VTRを見直して、『こうやってやるんだ』を研究したのです」

  同番組では、様々な「技」や「工夫」を伝授するが、彦摩呂が指摘した重要ポイントは“視聴者とスタッフが喜ぶ美味しそうな「画」をどれだけ詰め込めるか!”だ。

「どれだけ美人な女優であっても、温泉ロケに行き、何かを食べてるところで下品になってしまうんです。テレビ局への苦情が最も多いのは、食レポです。ネイルてかてかで寿司を食べたり、箸の使い方が下手だったりね。おいしそうな『画』を見せることでお店に行きたい、と思わせなくてはいけないのです」(彦摩呂)

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 そういった基礎を伝えたうえで、「入店シーン」のテクニックについて解説した。当然、彦摩呂自身は行く店は分かっているものの、視聴者のワクワク感を煽り、“どんなところに行くんだろう?”と思わせる表現技法を駆使することがグルメリポートの大事なところだという。

 そして、店を発見した時にどこに立つのが正しいのかについては店の看板の手前が正しいと述べる。そうすれば、店の後ろ側(レポーターが来る側の逆)に立つカメラマンが看板とレポーター両方を一気に撮影できるからだ。これを彦摩呂は「前振りのトライアングル」と呼んでいる。

 もしも、看板の前に立つと看板が見えなくなるし、ドアの近くにいすぎると、たまたま外に出てきた客と鉢合わせになり、お互いに戸惑いが生じてしまう。この「前振りのトライアングル」の他にも、「捜索のきょろきょろ」というテクニックも彦摩呂は用いている。

「『この辺にあると聞きましたが……』とかキョロキョロしながら言うんです。そりゃ、視聴者だって分かってますよ、こちらがどこへ行くかが分かってることは。しかも、お店のおかみさんにすでにピンマイクもついているわけでしょ! ワクワク感を煽るためのキョロキョロです」(彦摩呂)

 最後のテクニックは「のれんの長持ち」だが、これはカメラマンへの配慮だ。「こんにちは」と言いながら店に入るが、この時、後ろからついてくるカメラの視界をのれんが邪魔しないよう、カメラのレンズがのれんを通過するまで長く持つようにしているのだという。縄のれんの場合は、極力多い本数を持つよう心掛けている。

 最後に生徒役と彦摩呂は「入店シーンの三大テク! 前振りのトライアングル・捜索のキョロキョロ・のれんの長持ち」という格言を読み上げた。

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(c)AbemaTV

テレビじゃ教えてくれない!業界裏教科書♯12~彦摩呂のパーフェクト食レポ術~ | AbemaTV
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