日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第2節D卓が5月23日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、藤原隆弘がトップを取った。
D卓(半荘4回戦)は、トータル首位の荒正義に他の3人が挑む組み合わせになったが、この日61歳の誕生日を迎えた藤原が、大ベテランらしいテクニックを披露。4戦すべてプラスポイントでまとめ+44.0の成績で、トータルでもプラス域に入った。「まだまだ若い人には負けられない思いがあるので、もっと上の順位を目指したい」と意気揚々だった。各選手の成績は以下のとおり。
1位 藤原隆弘+44.0 2位 紺野真太郎+17.5 3位 荒正義▲11.0 4位 吉田直▲50.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟チャンネル ※画像はFRESH!から