トッププロが集う麻雀リーグ「RTDリーグ」のBLACK 31・32回戦が5月25日、AbemaTV麻雀チャンネルで放送され、猿川真寿(日本プロ麻雀連盟)、鈴木達也(日本プロ麻雀協会)がトップを取り、大きかったマイナスポイントを減らし、上位陣への反撃を開始した。
![麻雀RTDリーグBLACK 31・32回戦 猿川真寿、鈴木達也が圧勝 リーグ後半に向け反撃開始](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/e/c/724w/img_ecba61347860fad9e99b7c15043975ec220863.jpg)
31回戦は猿川、滝沢和典、白鳥翔、佐々木寿人と、全員が日本プロ麻雀連盟所属という同門対決に。前回まで+518.8と総合首位を独走する佐々木に注目が集まる中、猿川が意地を見せた。トップを決めた南3局では、三色への手変わりも見える中、リーチ・ピンフ・ツモ・ドラ2のアガリに成功した。「初出場ということもあり、自分の中で気負いすぎている部分があったかもしれない。勝ちたいと思って勝てるものではない。勝てる時に勝てるものだと思っている。また見たいと思ってもらえるような自分の麻雀を打っていきたい」と、後半に突入した長期リーグで、気持ちを新たにしていた。
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32回戦の対局者は鈴木達也、滝沢和典、平賀聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)、白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)。30回戦で今期15戦目にして初トップを取り最下位を脱出した鈴木は、東2局で白・ドラ3の8000点で先制。続く親番の東3局でもリーチ・一発・ドラの9600点、さらに東4局でも8000点を得て、完全に場を支配した。南場に入ってもファイティングポーズを維持し、最終的は5万7000点の大トップ。南3局では「四暗刻にしちゃいますよね」と、高目を追求してアガリを逃す場面もあったが、納得の表情だった。【福山純生】
BLACK DIVISION 31・32回戦終了時点での順位、ポイントは以下のとおり。
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1位 佐々木寿人(日本プロ麻雀連盟)+465.3 2位 藤田晋(サイバーエージェント代表取締役社長)+112.4 3位 平賀聡彦(最高位戦日本プロ麻雀協会)+89.5 4位 白鳥翔(日本プロ麻雀連盟)+16.4PT 5位 多井隆晴(RMU)▲13.7 6位 鈴木達也(日本プロ麻雀協会)▲164.9 7位 猿川真寿(日本プロ麻雀連盟)▲178.5 8位 滝沢和典(日本プロ麻雀連盟)▲326.5
◆RTDリーグ サイバーエージェント代表取締役社長・藤田晋氏が立ち上げた長期リーグ戦。各団体のトッププロ14人と藤田氏が「BLACK DIVISION」「WHITE DIVISION」に分かれ(藤田氏は両組に参加)、1人半荘27回戦を行う。上位4人ずつがポイントを持ち越して、準決勝に進出。さらに勝ち抜いた4人がポイントをリセットして決勝で争う。