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 セックス依存症に詳しいカウンセラーの酒井豊美氏は「大量の時間を過去6カ月の間に、セックスの活動とか空想に費やしてしまうことだったり、あとは不安から逃げるために、快楽だったり、逃避行為としてずっと依存してしまうとかそういったところがあげられる」と説明する。

 具体的には「セックスに対して理性が働かなくなり、知らない人と簡単に一夜を共にする」「肌を異常に露出したり、自慰行為をネット上で配信したりするなどの性衝動が過激化する」などの症状が現れるという。

 酒井氏のカウンセリングルームには月に4~5人ほどが相談に訪れるといい、男性が多いのだという。社会的なバックグラウンドとは全く関係がなく、中には社会的にステータスが高い人もいるという。「経済的な問題を抱えてしまったり、恋人との関係が壊れてしまったり、あるいは、何か身体的にダメージを負うくらい激しいセックスをしてしまう、そういったことを理由に相談いらっしゃる方が多いです」。

セックス依存症になる可能性 簡易チェック
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