新たな天才と呼ばれる将棋の中学生棋士・藤井四段で注目すべきは、脅威の成長力だった。デビュー以来、無敗のまま20連勝を続けている藤井聡太四段(14)の評価は日を追うごとに増すばかり。最近では対局中に食べた昼食やお菓子が人気となり、幼少期に遊んだおもちゃが売り切れるなど、「藤井フィーバー」が巻き起こっている。そんな中、先輩棋士たちの間で注目されているのが、戦うごとに強くなる成長力だという。現在、羽生善治三冠(46)と棋聖戦五番勝負を戦っている若手実力者、斎藤慎太郎七段(24)はAbemaTVの特別対局で、藤井四段と対戦した1人。藤井四段が奨励会時代にも対局した経験を持つ斎藤七段に、天才棋士について聞いた。