日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第3節C卓が6月13日、東京都・夏目坂スタジオで行われた。黒沢咲が役満・四暗刻をアガったものの、ポイントでは2着に終わった。
C卓(半荘4回戦)は、トータル3位につけている仁平宣明と、降級ラインで苦しむ3選手の戦いとなったが、1回戦に黒沢が役満・四暗刻をアガり大トップ。だが、その後は各選手が1回ずつトップを取る横並びの状態で、ポイントに大きな変動はなかった。黒沢は「役満をアガってこのポイントには満足していませんが、まずは初めてプラスで終えることができたので、まだまだ昇級を目指して頑張りたいと思います」と、前向きにとらえていた。各選手の成績は以下のとおり。
1位 客野直+10.6 2位 黒沢咲+6.3 3位 仁平宣明+5.0 4位 吉田直▲21.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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