日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」のリーグ戦、第34期鳳凰戦A2リーグ第3節D卓が6月20日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、4選手ほぼ横一線のまま終局した。
D卓(半荘4回戦)は、A1リーグ経験者の3選手に若手の白鳥翔が挑んだが、各選手ともポイントが上下し、終わってみればトップの藤原隆弘が+11.4という僅差での決着になった。藤原は「今日は調子が悪い中、卓内トップで終えられたのは良かった。現状は上下の差が小さく、得意な展開なので、A1復帰を目指して頑張ります」と、苦戦の中でのプラスを喜んでいた。各選手の成績は以下のとおり。
1位 藤原隆弘+11.4 2位 ダンプ大橋+1.0 3位 山田浩之▲1.4 4位 白鳥翔▲11.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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