アメリカのプロレスと言えば、世界最大のプロレス団体であるWWEが真っ先に思い浮かぶのではないだろうか。2001年1月にアメリカの第三団体だったECWの全ての権利を買い上げ、同年3月には対抗団体だったWCWも買収、アメリカのマット界は事実上WWEの独占状態となった。WWEは、世界170カ国で有料放送を展開し、推定視聴者数は10億人とも、まさに世界規模の人気を誇っている。
現在アメリカのマット界で独占状態になっているWWEに対抗しうる団体は、業界第2位のプロレス団体であるインパクト・レスリング、新日本プロレスと提携を結ぶROHなどがある。