インターネットテレビ局のAbemaTVは、7月2日に放送した「第30期竜王戦決勝トーナメント 佐々木勇気五段対藤井聡太四段戦」の視聴数が、同局では史上2位となる1242.5万を記録したと3日、発表した。
この日の放送は、デビュー以来無敗のまま歴代最多記録となる29連勝を達成した藤井聡太四段(14)の記録更新と、それを止めようと立ちはだかった若手のホープ、佐々木勇気五段(22)の対局ということもあり、放送開始直後から多数の視聴数を記録。終盤、藤井四段が追い込まれた時間帯では、さらに視聴数が伸びた。
AbemaTVでは、通常将棋の対局を放送している「将棋チャンネル」に加え、特番枠の「AbemaGOLDチャンネル」でも同時に放送。6月26日に新記録を達成した対局でも実施し、2チャンネル合計で793.9万視聴を記録していたが、今回はさらに450万視聴ほど伸びた。同局では藤井四段の連勝は止まったものの、6日には次戦の放送を予定。今後も、藤井四段の対局については、放送を検討していくという。
AbemaTVの視聴数としては、5月7日に放送された「亀田興毅に勝ったら1000万円」(1420万視聴)が、過去最多。
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