日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、第34期鳳凰戦A1リーグの第5節B卓が7月3日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、HIRO柴田がトップを取り、暫定ながらリーグ4位まで浮上した。
第5節A卓は、前節まで首位の瀬戸熊直樹と、それを追いかける3人の組み合わせになったが、この日の主役はHIRO柴田。1回戦から幸先よくトップを取ると、最終4回戦にもトップを取り、ポイントをまとめた。「(これまで)3回マイナスしていたので、今日は絶対プラスにしたかった。ここから後半戦、いかにプラスを伸ばせるか。頑張ります」と、上位に食らいつく構えを見せた。
【試合結果】1位 HIRO柴田+35.8 2位 前田直哉+13.3 3位 内川幸太郎▲7.2 4位 瀬戸熊直樹▲42.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長、初代会長の小島武夫のほか、ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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